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【人生】【生き方】【HSP】【うつ症状】【愛着障害】【発達不足】【生きづらさ】【自己肯定できない】【生きながら死んでいる人用】【無意識】【脳と細胞の入れ替え】【脳内言語と回路の入れ替え】【無意識へのテコ入れ】【自分育て】【消えた自分とつながる】【思い込みへのテコ入れ】【もう一度生まれよう】【自分を塗り替える】【自分の土台】

私が愛着障害に気づいた経緯

こんにちは、

幻のリセッティスト  U です。

 

愛着障害などにより、生きていない心のまま生きて数十年、

いつでもいなくなれたので、”幻”とつけています。

 

自分をリセットして、生き直すために、

これまでの体験と学びを、生きている内に少しでも形にしようと

今日もタイピングしています。

 

生きづらさと関りがある方の何かのお役に立てればうれしいです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は、私が愛着障害に気づいた経緯

をお話します

 

 

目次

・私の自覚症状

・それまでに、該当すると自己判断していたもの

愛着障害を知ったきっかけ

愛着障害がどんぴしゃだと思った理由

愛着障害の理解を深めようと読んだ本

 

 

私の自覚症状

 

私の自覚症状は、細かく書くと膨大なので、

ざっとで書きますね。

 

・頭の中にコトバが浮かばない フリーズ状態、何かの音楽が常に流れている状態

・人の会話が理解できない 感情・共感・協調なし

・人の見様見真似をしてるロボットのよう 

・多動、衝動、忘れる、覚えられない

・不安、対人恐怖

・犠牲者精神、完璧主義、強迫観念、

・本音を言えない、自分がない

・絆、大切にする(自分も)、つながり…その感覚がわからない

・目が悪い(視界が狭い)、鼻が悪い、声が出ない(自分では発してるつもりでも、聞こえる音になっていない)、呼吸がしづらい、便秘と下痢が交互、身体が凝っている、布団に寝ていても力が抜けない、

・悪夢(内容は割愛)

 

など

 

言葉にするのが難しかったり、記憶から消えているのもあるので、

全部は書ききれてないですが、ざっと以上のような症状です。

 

ざっと見ても、すごいですね。

 

これらの症状とわけもわからず戦っている中で、

自分は何なんだと調べてみると、

当てはまるものがいくつか出てきます。

 

 

自分が該当すると自己判断していたもの

アスペルガー

アダルトチルドレン

・多動性障害

・パーソナリティ障害

うつ病

HSP

 

私が、特にこれだと思ったのは、”アダルトチルドレン” です。

幼少の自分がずっと自分の中にいる感じがあり、

その子の苦しみからくるものなら自然だなと、

納得できることが多かったんですね。

 

医学的には、しっかりと該当するとは言えないものもあるかと思うので、

肩書きとしてむやみに使えませんが、

私はそれらのサイトや書籍を調べて、自分に使っていました。

 

HSPはすごく最近出てきたもので、その日本語訳を見ただけで、あ、これなんだと思いました。

 

その時の私は、年齢もあり、だいぶ受け入れれるようになっていたので、

HSPを知って、五感が敏感とか、これまでの自分を再確認したという感じです。

 

初めて愛着障害について知ったきっかけは、ネットで見た

岡田クリニック院長の岡田 尊司(おかだ たかし)さんのコラムだったと思います。

 

それを見つけて、疑問に感じていたことが見事に当てはまり、

うわ、これだ!やっと見つけた!

と、その時思いました。

 

でもそれだけじゃないんです。

私が、愛着障害 と確信した理由はもう一つあります。

 

それは、私の兄です。

兄は、いじめられっこの私と違い、学校生活も普通で、友達も多く、

大学を卒業して就職して、、という一般的な人生を生きている人です。

 

ある時、兄と一緒に仕事をすることになり、

兄が自分と同じような事態に陥っていることを目の当たりにしたんです。

 

元々家族間のつながりが薄く、兄の内面などはほとんど知らないですが、

私と全く違って普通に、いやなんなら充実した人生を送っていた兄が

会社勤めを何年もしていたので、昇進したりしてしっかり社会人経験もある兄が、

すごく普通だと、なんなら頼りになる位に思っていた兄が、

びっくりするほど仕事できない人だったんです。

すぐ忘れるはもちろん、覚え違い、優先順位ない、ビジネス的な会話ができない、(責める、誰が悪い など小学生のような会話)、自分の思い込み感覚で判断する、そもそも何をしていいかわからない、そもそも頭の中には?だらけだけど、見せないようにしている‥etc

ちなみに、兄は会社からその部門を一任されている責任者の立場です。

 

私は、昔の自分を見ているようで、衝撃を受けました。

 

なんなら、私の方が社会不適合過ぎてずっともがいていたおかげで、

ビジネスハックまで学んだりして、最悪の状態から抜け出して、

仕事に関しては少しはできるようになっていたんです。

 

家の中で、いじめや特殊な状態で成長した私だけが

問題を抱えていると思っていたのに、

まさか兄も同じだったなんて…。

 

このことで、家庭内での親との関わりが、

人間形成に与える影響の大きさを実感しました。

そして、自分と兄の愛着障害を確信することになりました。

 

思い起こせば、父や祖母にはその原因を垣間見ることができますが

長くなるのでまた別の機会に。

 

そんな愛着障害を教えてくれた岡田さんの著書が

こちらです。

 

愛着障害を知って、すぐにこれらの本を買ったり、

図書館で借りて、理解を深めようとしました。

 

 

岡田 尊司/著

-- 光文社 -- 2016.11 -- 334p

 

岡田 尊司/著

-- 光文社 -- 2011.9 -- 313p

 

 

 

やさしくわかる! 愛着障害―理解を深め、支援の基本を押さえる

米澤 好史/著

 -- ほんの森出版 -- 2018.7.15 -- 160p

 

 

最後の本は、

岡田 尊司さんの著書がすごく学びたい内容だけど、

新書サイズで読み進めるのが少し難しいこともあったので、

大き目サイズで入門書として米澤 好史さんの本も手に取りました。

 

さかのぼってみると、岡田さんはこのことにだいぶ前から着目し、

クリニックで実践されていたようです。

 

目の前のことだけ見ても本質はつかめない。

その奥の本質を見て、とらえて、そこにアプローチする

ことを提唱し続けておられます。

(回し者ではありません)

 

世の中には、症状だけに対処する方法ばかりで、

負のループから抜け出せないのも仕方ないことなんです。

 

愛着障害という概念は、本当に真をとらえていると思います。

ですが、すでにそれで育った人が後で辿り着くことが多いため、

いまさらどうすればいいのか、取り戻し方が難しいのも課題です。

 

愛着障害の基になっている”愛着理論”というのがあるのですが、

本来なら、親が子育て時に知って取り入れてほしい一番の学びかなと思います。