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【人生】【生き方】【HSP】【うつ症状】【愛着障害】【発達不足】【生きづらさ】【自己肯定できない】【生きながら死んでいる人用】【無意識】【脳と細胞の入れ替え】【脳内言語と回路の入れ替え】【無意識へのテコ入れ】【自分育て】【消えた自分とつながる】【思い込みへのテコ入れ】【もう一度生まれよう】【自分を塗り替える】【自分の土台】

サッカーW杯で見えた、日本人の日常的愛着不足と頭も心も細い理由

こんにちは、

幻のリセッティスト  U です。

 

愛着障害などにより、生きていない心のまま生きて数十年、

いつでもいなくなれたので、”幻”とつけています。

 

自分をリセットして、生き直すために、

これまでの体験と学びを、生きている内に少しでも形にしようと

今日もタイピングしています。

 

生きづらさと関りがある方の何かのお役に立てればうれしいです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は、サッカーW杯で見えた、日本人の日常的愛着不足と頭も心も細い理由

をお話します

 

 

[:contents]目次

・W杯で見えた海外で当たり前のスキンシップ

・W杯で見えた海外の家族との心身のつながり

・W杯など重圧のスポーツにおけるスキンシップの必要性

・人間にとっての愛着は、タンパク質などと同じで、心身の安定を構成する重要因子

・現在の日本人は、特別な環境を除いて、愛着不足が日常

・愛着を強化することで得られるもの

 

 

<W杯で見えた海外で当たり前のスキンシップ>

ワールドカップを見ていて、とてもよく目にしたもの、

その一つに、【ハグ(抱擁)】がありました。

 

海外では、挨拶の一種というのは知っているけれど、

実際に画面を通してみると、

男性同士でも、首筋、頭などにキスをするような動作もあったりと、

こちらがうっかり冷静になってしまいそうになるような光景も当たり前に見られました。

 

肌の合わせ方、強さ、など相手とのスキンシップの仕方で、気持ちの大きさを伝えようとしています。

また一般の方や、子どもにも優しく好意的に行っている様子から、

性別、年齢、間柄など関係なく、常に行っていることがうかがい知れます。

 

 

<W杯で見えた海外の家族との心身のつながり>

ワールドカップ程の大舞台では、おそらく非日常で、最上級のスキンシップが行われているとは思いますが、

他人同士でこれほどのスキンシップをするということは、

家族同士でのスキンシップが日常的なのは容易に想像できますね。

 

普段から好意的な身体的接触があり、人肌のぬくもりを感じるということは、

人間にとって、身体感覚が常に満たされている、つまり、

孤独感や淋しさを感じる場面が少なくなり、それについて悩んだり、心が不安定になることもなくなります。

その分、本来考えたいことや、次の心のつながりにより集中することができます。

 

そのため、家族間では、

身体的なつながりを持ったまま、

心のつながりや、お互いの信頼を確かめ合うことができます。

 

安定した状態で、さらに安定を確かめ合うことで、

とても強固な心の柱になります。

 

家族によって支えられる強固な柱は、

家族への感謝、またより強い結びつき、つながりをもたらし

またお互いを大切にする、という自然な流れが形成されます。

 

 

<W杯など重圧のスポーツにおけるスキンシップの必要性>

日本人もワールドカップにおいては、選手、監督、スタッフ、みんなが自然にハグをしている光景を見ることが出来ました。

他のスポーツでも、励まし合う場面、勝利の場面でハグシーンは見られます。

これは、おそらく、

スポーツ、特に重圧のかかる大会などは、

お互いの士気を高めたり、共有したり、興奮を沈めたり、安心したり、喜びを分かち合ったりと、

理由を頭で考えていなくても、

そうすることで、自分たちにとってプラスに作用するということがわかっているんですね。

 

ここで、恥じらったり、ためらったり、感情の表現を抑制してしまうようでは、

きっと重要な大会で、思いっきり自分の最大限のパフォーマンスを出すことなんて

できないのではないでしょうか。

 

 

<人間にとっての愛着は、タンパク質などと同じで、心身の安定を構成する重要因子>

人間は社会的に生きる動物です。

コミュニティの大きさは最小で家族、最大で世界?でしょうか。

 

私たちが生きる世界は野生ではないので、

赤ちゃんが、たとえどうにか一人で身体が大きくなっても、

言葉を獲得しないといけないし、生活するためにお金を作る必要もあるため、

全くの一人で生きていくのは難しい。

 

そして、社会性の中で生きる私たち人間は、

動物よりも大きな脳を持つようになったので、

この脳をいかにコントロールして、自分たちの道具として使えるかが、

人間の安定したパフォーマンス、さらには人生の安定に関わってきます。

 

脳による私たち人間に与えてくれる功績は大きいものの、

脳がそれこそ ”不能な状態” になってしまうと、

とたんに、この大きな道具に振り回されてしまうという、もろ刃の刃の性質も持っています。

 

脳は、情報処理や創造、記憶、危機管理など様々な役割を持っていますが、

これらは、全て安定した状態と、明確な目的(軸、道)などがあることで、

健全に働き、能力を最大限に有効活用できたり、その能力自体を伸ばすことができます。

逆にいうと、不安定な状態だったり、向かう先がわからずさ迷うような状態では、マイナスに働き、能力が萎縮するだけでなく、身体機能にもマイナスの影響が起きます。

 

孤独感、欠乏感というのは、人間にとっては、脳が危機的状況と判断するので、

不安定をもたらします。

 

 

<日本人は、特別な環境を除いて、日常的に愛着不足>

これまでもスキンシップについて海外と日本の違いは知っていましたが、

今回W杯を通して、主にブラジルの選手について、興味を持って調べてみたところ、

彼の愛情の深さと広さ、特に子どもに対するスキンシップや愛情表現には、驚きました。

勝手なイメージで、恋愛に奔放だったり、自己中心的だったり、

楽しければいい、みたいに思っていましたが、

断片的な情報を見ても、パフォーマンスのためではなく、

彼自身の目の前にいる子どもへの愛情がわかりました。

それは彼が特別、というよりも、

彼がそのように育ったんだなと思わせられるようなものでした。

そして、彼もそれを大事にしているからこそ、

若い頃からずっとあのような優しく穏やかな表情でいるのかと、納得しました。

 

日本人で、どの子どもに対しても、あのような深く優しく愛情表現をしてくれる大人はいるのでしょうか。(気持ち的にはおられるかもしれません)

彼は、選手としてももちろん価値が高いですが、

私は、あの表情でいるだけで、

また自分にも他人にも(特に子供たちに)愛情を持って接してくれる人柄、

それだけで十分に人として価値があります。

 

特に私は、ほんとうにそう実感せざるを得ませんでした。

 

そして、彼を含め、彼らのサッカーでのパフォーマンスを見てもわかるように、

とても心の太さを感じます。

それは、やはり心の安定と、つながりによる太さ、これは技術だけでなく彼ら自身を支えてくれます。

 

日本人がたとえ同等の技術を持ったとしても、

彼らとの心の差がある限り、パフォーマンスにもそれが影響するだろうと想像します。

 

スキンシップがほとんどないことによるデメリットが

これほどまでに大きいことなんだと。

改めて実感しました。

 

 

<愛着を強化することで得られるもの>

心理的安定(不安、恐怖、自信不足(過剰)、理想主義(現実逃避)などが減る)

・身体的安定(不安による呼吸減少、思考停止、筋肉緊張などが減る)

・パフォーマンス向上(本来の持つ力を抑制せず、フルに使うことができる)

・能力の向上(本来の力を萎縮させてしまうのではなく、伸ばすことができる)

・賢明さの向上(愛着欠乏による不安、欲求などに使う思考を、本来の目的に使える)

 

愛着がもたらす好影響を、今後、日本人が得られるようになれば、

日本人の幸福度、心身の安定も、脳力も、パフォーマンスも、そして、愛情やつながりも、増えていくことができるようになると

思います。

 

私が思う、愛着障害の苦しみを原因から断ち切る唯一の方法

こんにちは、

幻のリセッティスト  U です。

 

愛着障害などにより、生きていない心のまま生きて数十年、

いつでもいなくなれたので、”幻”とつけています。

 

自分をリセットして、生き直すために、

これまでの体験と学びを、生きている内に少しでも形にしようと

今日もタイピングしています。

 

生きづらさと関りがある方の何かのお役に立てればうれしいです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は、私が思う、愛着障害の苦しみを原因から断ち切る唯一の方法

をお話します

 

 

目次

愛着障害の苦しみを原因から断ち切る方法

愛着障害者を苦しめるもの

愛着障害の人が苦しむ理由

・放ったままだと、いつまでも終わらない

・愛着の再形成

・おまけのことば

 

 

愛着障害の苦しみを原因から断ち切る方法 は、

 

・自分と他を心理的に切り離す

 

です。

 


”他”をざっとあげてみると、        

・母
・父
・兄弟姉妹
・夫・妻
・恋人
・洋服など身につけるもの
・食べもの
SNS 
・好きな人 
・嫌いな人
・お金
・容姿

など

 

んーざっとが多い…笑

 

なぜこれらと心理的に切り離すの?

というと、

 

愛着障害者は、自分と関わる人や物に

意識的、無意識的に関わらず、強い想いが乗るんですね。

 

 

愛着障害者を苦しめるもの

 

「強い想い」

ってなんか、かっこいい言い方になっちゃったけど、

そのほとんどが、健全ではない想いです。

 

執着心や、犠牲心、不安感、強迫観念、、など

 

例えば、

愛情不足で心の奥で強く母を求める気持ちも、

いわば ”執着心” なんですね。

 

これはおそらく、

”未完成の愛着からくる不安感” が、

主な原因ではないでしょうか。

 

自分の中にぽっかり空いた大きな穴があって、

その不安感から埋めようとする衝動・心理が働く

という感じかな。

 

 

愛着障害の人が苦しむ理由

 

では、健全でない自立していない人が、

このような強い想いを持つということは、

何を意味する?

 

×強い想い → 自分を幸せにしてくれる

 ではなくて、

●強い想い → 自分を振り回して、苦しめる

 となるんですよね。

 

 

”強い想い” はなぜ苦しくなるかというと、

”愛着の穴を埋められるような結果を求める” ことからくる

”想い” であり ”強さ” だから。

 

つまり、

・出発点が不安、恐怖心 で、

・叶わないことを叶えようとしている から

苦しくなるんですよね。

 

 

例えば、

・みんなの役に立とうとする

  →承認してもらう、自己価値を感じたい

・誰にも迷惑をかけないようにする

  →嫌われない、否定されたくない

 

 

自立した人を見ているとよくわかりますが、

彼らの関り方はとても軽いです。

例えば、プレゼント渡すにしても、

渡した後、特に強い期待を抱くこともない。

 

幸せな感覚や、自分の価値を感じることは、

自分で叶えられるので、

対象との健全な ”想い” だけで関わるからですね。

 

ここまでをまとめると、

・自分と ”他” の間に無意識の強い心理が働いて

・それに振り回される形で、愛着障害の人は苦しさを感じ続ける

ところまできました。

 

ちなみに、私の感覚では、

他 = 自分の一部 という感じで、

自分と関わる人や物は、自分と同化して自分の責任のように感じてしまいます。

”他” が何かあると、自分も苦しかったり、痛かったり、

とにかく何かしないといけない感覚になったり、

ずっと考えて苦しくなったり…

 

 

・放ったままだと、いつまでも終わらない

 

この無意識の状態を放っておくと、

ずっと引っ付いたまま、

ずっと苦しみから抜け出せないまま

になってしまいます。

 

逆の流れで考えてみると、

愛着障害による苦しみを無くす ために、

→苦しみを発生させる ”他” への強い想いを手放す ために、

 →”他” を心理的に切り離す

 

切り離すって、どうやるの?

 

切り離すっといっても、

気持ち引きずったまま、はい離しました!なんて、

目をつぶって捨てるみたいなのでは、

もちろん意味がないですよね。

 

遠ざけてても、見ないようにしてても、

心理的に引っ張られてれば、それはしっかり振り回されてます。

 

切り離せると、むしろ真っすぐにあるがまま見れるようになります。

 

 

切り離す は、

(何か対象の物があるとして)

自分とそれを区別する という感じです。

 

今までは、それのことを自分の中に置いて考えるくらいだったのを、

自分とそれを別のものとして、扱います。

それを自分の中からなくしたら、それのことを考えるのもやめましょう。

考える必要がある時、考えればいいんです。

それ以外は考えない。考える時間は自分に使う。

 

こんな表現で、わかるかな?

 

そうして、

切り離すと、

自然に自分と ”他” を分けて考えられるようになります。

 

”他” で何か不都合があっても、

自分を混ぜずに、”他” だけのものとして、とらえられます。

 

切り離せば離すほど、

自由になります。

 

 

少し私のことをお話すると、

私は、長い間、父に強い感情を抱いていました。

父の脳内はマイナス言葉と複雑な思考でできています。

おそらく育った環境で形成されたのは間違いないですが、

もう性格と信じており、日々マイナス思考を強化しています。

父と関わるのは(考えるだけでも)マイナスの毒を浴びる苦しみが伴いました。

自分の感情が持っていかれないように、気にしないようにしたり、

心理的にシャットアウトしたりして、接していました。

私を作った原因は、父の毒なのはわかっているので、

からしてみると、

父には恨みを伴いながらも、普通に接しないといけない、

人並みに生きれない私は自分でもつらいのに、

体裁を気にするばかりで私を育てるではなく否定するなど、

 

おそらく父も似たように育ったのでしょうが…

私には父しかおらず、私の脳内は父の言葉の影響を受けて、

その苦しさは呼吸困難になるほどです。

 

でも、父を切り離すことができるようになったら、

接する時にがちがちにプロテクターつけなくても

普通に関われるようになったのです。

 

相手の投げた爆弾もひらりとかわせるくらい、

軽く接することができるように、なりました。

 

もう

父に反応して苦しくなったり、強くあたったりする

こともありません。

父のことを変えようとも思いません。

 

父の問題と私を切り離せました。

私の問題と父を切り離せました。

 

これが自立というものなのかな と思います。

 

長くなりました(^^;

というわけで、

 

愛着障害を乗り越える方法として、

 

愛着不足による苦しいつながりを

 

「切り離す」 ことが

 

とても有効で、

自立し、また愛着から解放されるための

根本的な解決方法

だと思います。

 

「切り離す」という原理は、

文字だけ見ると簡単そうですが、とても深いことです。

 

頭の電球がピカッ!と光るように、

今後も色んな表現で伝えていきたいです。

 

 

・愛着の再形成

愛着を取り戻す方法として、

愛着を再形成する というのもあると思いますが、

自分以外の誰かを必要とし、

うまくいかないと、相手も含めやられる危険もあります。

どれだけ強力なパートナーがいたとしても、

人はロボットではないので、気持ちに身体がついていけないこともあります。

 

なので、一旦、母子的な愛着を求める気持ち自体をリセットして、

それから、自分とパートナーとのムリのない心地よい愛着を作っていけたら

いいのではと思います。

 

たとえ母子的愛着が今後一切ないとしても、

本当の問題なのは、それを求め続けることです。

母子的以外の愛着の形でも、安定や、幸せを感じることが

本当の愛着障害の解決であると思います。

 

 

 

・おまけのことば

幸せに生きるための原理や本質は、

とてもシンプルなことで出来ています。

 

愛着障害に関わらず、

生きることに対して複雑なことをして、うまくいかないというのは、

むしろ自然なことです。

 

できないことを無理にがんばるのは、

川の上流で流れをせき止めるくらい、

労力と不自然な力を加えることなんです。

 

それをするのは本当に必要な時だけで、

むやみにやるものではないんです。

 

しかしながら、

愛着障害などの、”内面の障害” を抱えている人は、

川の上流で流れをせき止めるくらいのことをみんなはしてるんだ、

私たちはそれをしないといけないのにできない、

と思ったりします。

 

けれど、実際は、

みんなの場合は、細い下流の流れを止めるような

力の入れ具合だったりします。

 

私たちは、私たちにとって自然な段階があります。

世の中の情報にムリに当てはめようとして、

できなくても、大丈夫です。

自分に合った、できれば原因に直接アプローチする

無理なくできる方法を見つけて行うことで、

自然な形で方向転換できるようになります。

 

ただでさえ複雑な苦しみを、

二重、三重に増やしてしまわないよう、

方向を見極めて、ムリなくアプローチしてくださいね。

 

私が思う、愛着障害の困難さが増す要素

こんにちは、

幻のリセッティスト  U です。

 

愛着障害などにより、生きていない心のまま生きて数十年、

いつでもいなくなれたので、”幻”とつけています。

 

自分をリセットして、生き直すために、

これまでの体験と学びを、生きている内に少しでも形にしようと

今日もタイピングしています。

 

生きづらさと関りがある方の何かのお役に立てればうれしいです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は、私が思う、愛着障害の困難さが増す要素

をお話します

 

愛着障害は、一時的な困難ではなく、

その困難を、増幅したり、抱え続ける要素も兼ね備えています。

 

 

目次

 ・愛着障害を知るまでが難しい

 ・愛着障害者は、愛着を求め続ける

 ・周囲への相談では表面的な解釈で一蹴される

 ・精神障害は範囲が広く、相談先が難しい

 

 

愛着障害を知るまでが難しい

 

愛着障害の人はメンタルが弱かったり、子供大人のように周囲には映ると思います。

 

内面の障害は、パッと見では一般の方との見分けがつかないために、

本人の性格や問題点として扱われてしまいます。

 

身近な親からも、性格だ、ダメだなどと言われることは、

親自体も愛着障害の性質を持っていることが多いため、

ほぼセットで起きる現象と言ってもいいかもしれません。。

 

そんな環境によって、

自分でも、これが自分の性格だし、自分はダメなんだ、

と無意識に思い込むことになります。

 

そうすると、その性格を直そうと必死になるか、

もう直らないと開き直る となったりして、

どちらにしろ、解決するには難しい状態となります。

 

▼式にすると、こんな感じ

本来の原因愛着障害 ⇒ 愛着に関してアプローチしよう!

×自他ともに思い込む原因性格、特徴 ⇒ ダメな人、がんばれ、無理だ‥

 

 

そもそも、自分の内面の成長に向き合ってくれる存在がいなくて、

(お互いの向き合い方に困難がある時も同じ)

まして周りで愛着障害の知識を持つ人も少ない。

 

自分からその道を探り出して、足を踏み入れる以外に、糸口がないのです。

 

きちんとした知識を得られない内は、回り道、迷い道もしますし、

自分の生きづらさの原因=愛着障害

にたどり着くまでが難しいんですね。

 

 

愛着障害者は、愛着を求め続ける

 

愛着障害の人は、精神的に甘えた部分があります。

 

でも、その生い立ちを考えるととても自然なことで、

幼少期での ”甘える・甘えさせてもらう”  がしっかり行われず、

卒業できていないからなんじゃないかと思います。

 

人というパズルを作る時に、

幼少期にしか埋めることができない部分があるのに、

その時にパーツを与えてもらっていないんですね。

 

だから、その後自分で頑張って埋めるも、

その部分はパーツが足らず埋まらないので、

ずっと合うものを探したり、不安定で落ち着かないんですよね。

 

それが、自分で自分をコントロールできないことや、

人からの愛や承認にすごくとらわれること につながります。

 

しかしながら、大人になった状態でよほどのことがない限りは、

他人や身内とも、母子的愛着を築くことが難しいため、

求めても求めても足りない、不安から抜け出せないという

負のループが続くことになります。

 

 

・周囲への相談では表面的な解釈で一蹴される

 

HSPの人は、よくこんな風に言われなかったでしょうか?

 

・考えすぎ、気にしすぎ

 

HSPの方には、HSPの内面で起きている状況がわからないため、

悪気なく気休めの言葉をなげかけます。

 

ですが、HSPの性質が広まったことで、そのように言う方は減ったと思います。

 

また、ジェンダーなど、人間の多様な内面が、共通認識にまで広まったことで、

この人も内面に何か抱えているのかもしれない…と

外側だけを見て、安易な判断をしないような流れができてきたと思います。

 

閉鎖的な日本で、インターネットによって多様さを知る機会が増えたことは

とても良いことだなと思います。

集団意識に外にある様々な考えや、わかりやすく見える証拠がないと、

集団の思い込みで封じられてしまうので。

 

話がそれましたが、

愛着障害も、HSPADHDなどと同様に、

性格や、変わった人というレッテルを貼られて終わることが多いです。

 

愛着に関しては、ちょっと説明したくらいでは、

「そんなのみんなそうだよ」なんて言われても不思議ではないですよね。

人間は一人で生まれ、一人で死ぬんだよ。

みんながんばっているんだから、

あんたもがんばりな。

という感じで。

 

 

私は、だんだんと自分の問題がわかるにつれ、

人とは違いすぎる問題を抱えていることに気づいていき、

 

普通に生きている周囲の人には知りえないことだと想像できるし、

相談しても相手を苦しませてしまう、自分もつらいままという

共倒れになる。と学生の頃に気づきました。

 

しかも、私が本当に欲しいのは、

知識に頼るところの ”原因や解決方法” であり、

また自分を全てさらけ出せて、まるごと受け止めてくれて一緒に考えてくれるほどの ”癒し” 。

 

本来なら若い年齢の内に沢山の経験をしながら、卒業していく過程ですが、

ある程度の歳になると、関わる人も少なくなる上、

自立前の自分をさらけ出すほどの強い関係を持つことは、

恐怖もあり、迷惑をかけることもあり、選択肢がなく、本当に困難。

 

いつか忘れたけど、

仲のいいお姉ちゃんと何気ない会話ですが、父のことを話して、

返してもらったコトバで、苦しさを覚えたものがありました。

 

”(父について)そこが良いとこじゃない?”

 

言葉は覚えていないですが、まだ子ども?の私を諭すように返してくれたことです。

当時の私の伝え方が足りないし、返してくれた言葉を理解するのも難しかったですが、

 

『親=大切なもの、感謝するもの』

という前提とともに、

否定的な視点を肯定的に変える 方がいいよ!

ということを教えてくれようとして、

悪気なく、優しく伝えてくれましたが、

それ以上は平行線になるので何も言えませんでした。

 

愛着障害を知って確信に変わりましたが、

残念だけど、家庭内での悪影響が自分の問題の原因だとすでになんとなくわかっているんですね。

 

ギリギリの精神でいる私にとっては、

こんな風に真実を見てもらえない、自分を否定される、

良い考え方や行動ができない、

それができずに困っているのに…

 

という二重苦、三重苦に陥るばかりです。

 

愛着障害にとっては、そういうコトバを聞くたびに、

また独りになっていくんですね。

 

それもそのはずです。

私は一般的なところからはみ出ていたんです。

 

愛着障害の私が求めていたもの

・癒し :自分で自分の全てを受け止められること

・解放 :自分の奥底にある苦しみから解き放たれること

・原因 :自分を苦しめる得体のしれないものをとらえたい

・アプローチの方法 :モグラ叩きのような対処ではなく、根本を変える方法

 

これは、 ”素人” には扱えないわけです…。

 

そんなこともあり、

いつしか私は、プロの人にしか話せないことなんだと悟っていきます。

 

 

精神障害は範囲が広く、相談先が難しい

 

かつての私は、自分の精神について、

病院に行くことすらとても勇気のいることでした。

しかし、どいういうきっかけか忘れましたが、

一度思い立って、心療内科専門のクリニックに行けたことがあります。

 

あれは今から20年前くらいの、

多分まだスマホがない時代だったと思います。

 

病院に行けただけでもすごいことで、

私は、前に進んでいる感覚を味わって、怖さ半分嬉しさ半分でした。

 

ですが、結果的にはそこでも失望してしまったのです。

 

その時はたしか、診察室で

先生が問診表と私を見ながら、少しお話した後です。

 

おそらくマイナス思考の私に、プラスのコトバを投げかけるためだと思いますが、

「いい奥さんになりそうですね。」

と、先生がおもむろに私に言ったのです。

 

受け答えがおっとりしていたり、穏やかな雰囲気があったかもしれませんが、

(私はなるべくそうなりたくて意識的にゆったりするようにしていました)

やっと病院に行けたくらいなので、内面の私は、とても不安定でした。

 

私は、今まさに生きづらく自分のことで精いっぱいなので、

病院に来るのもやっとで

なんとかしたくて来診したんです。

 

さらに私には幸せな家庭の実体験がなく、

身体にも頭にもその感覚がないので、幸せな子供を育てることはできない、

自分と同じ悲劇を繰り返さないようにしたい、

子どもはおろか、結婚すらもしてはいけない

という考えを持っています。

 

とても優しくいたい気持ちとは裏腹に、

いつもナイフのように人を傷つけたり悲しませたりしてしまう、

私は人にかかわってはいけない、いてはいけない位の存在。

 

私の内面はこうでしたが、

先生の会話や態度から、

私の深刻さと先生との間にとてもズレを感じました。

 

(当時は強迫観念や完璧主義や言語の不自由さ、会話の不一致、理解力のなさ、思い込みも激しく、声も字も小さく、呼吸も不自由だったと思います)

 

結局、ここでも表面的な情報のやり取りになるのか、

あぁ、私は、ここじゃないんだと失望し、

その後、そのクリニックに足を運ぶことはなくなりました。

 

 

余談ですが、その数年後に、ひょんなことから、

プロカウンセラーとのセッションを無料で何回か受けれる機会があり、

私はチャンスとばかりに、自分のことを打ち明けました。

 

(当時のカウンセリングは、価格が一回7千円?くらいだったかな?

 1回受けてどうにかなるものではないのはわかっているので、

 とても通える価格じゃなかったんですよね)

 

そこで得られたものは、

”この世で自分以外の人に、自分の抱えている悩みを言えた”

ことがとても大きかったです。

 

ですが、私自身の問題で、

頭の中を言語化できなかったり、正直に伝えれなかったりして、

カウンセリングで前に進んだかというと、

そうはいきませんでした。

 

これが、今から10年以上前のことです。

その時は、スマホが出来た位だったと思いますが、

調べる手段が限られていて、

自分自身をとらえることも難しい時でした。

高価な未知のカウンセリングにとても希望を持っていたので、

経験できたことは良かったけど、

まだ闇は続く 自分はこのまま を思い知った結果となりました。

 

 

そんな感じで、愛着障害は、

・まずそこにたどり着くまでが難しい

・愛着問題は根深く、自然に抜け出すのは難しい

・人に助けてもらうのも難しい、ハードルが高い

と、困難をさらに増す要素も持っています。

 

今は、診察内容で掲げているクリニックも多くなったり、

無料や有料の資料も増え、頼れるところは増えましたね。

 

自他ともにハードルが高い愛着障害だけど、

愛着問題にアプローチする人が増えて、

数年後、数十年後にはもっと身近な考え方になったら、

親世代が知識をもって自分と子どもに向き合えるようになっていきます。

 

幸せな親が増えれば、幸せな子どもが増えて、

その子がまた幸せな親になって…

将来的に、この問題で生きづらい人が減っていき、

 

生まれてよかったと、産んでくれてありがとうと

心から思える人が一人でも多くなるといいなと思います。

 

 

私が愛着障害に気づいた経緯

こんにちは、

幻のリセッティスト  U です。

 

愛着障害などにより、生きていない心のまま生きて数十年、

いつでもいなくなれたので、”幻”とつけています。

 

自分をリセットして、生き直すために、

これまでの体験と学びを、生きている内に少しでも形にしようと

今日もタイピングしています。

 

生きづらさと関りがある方の何かのお役に立てればうれしいです。

 

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今日は、私が愛着障害に気づいた経緯

をお話します

 

 

目次

・私の自覚症状

・それまでに、該当すると自己判断していたもの

愛着障害を知ったきっかけ

愛着障害がどんぴしゃだと思った理由

愛着障害の理解を深めようと読んだ本

 

 

私の自覚症状

 

私の自覚症状は、細かく書くと膨大なので、

ざっとで書きますね。

 

・頭の中にコトバが浮かばない フリーズ状態、何かの音楽が常に流れている状態

・人の会話が理解できない 感情・共感・協調なし

・人の見様見真似をしてるロボットのよう 

・多動、衝動、忘れる、覚えられない

・不安、対人恐怖

・犠牲者精神、完璧主義、強迫観念、

・本音を言えない、自分がない

・絆、大切にする(自分も)、つながり…その感覚がわからない

・目が悪い(視界が狭い)、鼻が悪い、声が出ない(自分では発してるつもりでも、聞こえる音になっていない)、呼吸がしづらい、便秘と下痢が交互、身体が凝っている、布団に寝ていても力が抜けない、

・悪夢(内容は割愛)

 

など

 

言葉にするのが難しかったり、記憶から消えているのもあるので、

全部は書ききれてないですが、ざっと以上のような症状です。

 

ざっと見ても、すごいですね。

 

これらの症状とわけもわからず戦っている中で、

自分は何なんだと調べてみると、

当てはまるものがいくつか出てきます。

 

 

自分が該当すると自己判断していたもの

アスペルガー

アダルトチルドレン

・多動性障害

・パーソナリティ障害

うつ病

HSP

 

私が、特にこれだと思ったのは、”アダルトチルドレン” です。

幼少の自分がずっと自分の中にいる感じがあり、

その子の苦しみからくるものなら自然だなと、

納得できることが多かったんですね。

 

医学的には、しっかりと該当するとは言えないものもあるかと思うので、

肩書きとしてむやみに使えませんが、

私はそれらのサイトや書籍を調べて、自分に使っていました。

 

HSPはすごく最近出てきたもので、その日本語訳を見ただけで、あ、これなんだと思いました。

 

その時の私は、年齢もあり、だいぶ受け入れれるようになっていたので、

HSPを知って、五感が敏感とか、これまでの自分を再確認したという感じです。

 

初めて愛着障害について知ったきっかけは、ネットで見た

岡田クリニック院長の岡田 尊司(おかだ たかし)さんのコラムだったと思います。

 

それを見つけて、疑問に感じていたことが見事に当てはまり、

うわ、これだ!やっと見つけた!

と、その時思いました。

 

でもそれだけじゃないんです。

私が、愛着障害 と確信した理由はもう一つあります。

 

それは、私の兄です。

兄は、いじめられっこの私と違い、学校生活も普通で、友達も多く、

大学を卒業して就職して、、という一般的な人生を生きている人です。

 

ある時、兄と一緒に仕事をすることになり、

兄が自分と同じような事態に陥っていることを目の当たりにしたんです。

 

元々家族間のつながりが薄く、兄の内面などはほとんど知らないですが、

私と全く違って普通に、いやなんなら充実した人生を送っていた兄が

会社勤めを何年もしていたので、昇進したりしてしっかり社会人経験もある兄が、

すごく普通だと、なんなら頼りになる位に思っていた兄が、

びっくりするほど仕事できない人だったんです。

すぐ忘れるはもちろん、覚え違い、優先順位ない、ビジネス的な会話ができない、(責める、誰が悪い など小学生のような会話)、自分の思い込み感覚で判断する、そもそも何をしていいかわからない、そもそも頭の中には?だらけだけど、見せないようにしている‥etc

ちなみに、兄は会社からその部門を一任されている責任者の立場です。

 

私は、昔の自分を見ているようで、衝撃を受けました。

 

なんなら、私の方が社会不適合過ぎてずっともがいていたおかげで、

ビジネスハックまで学んだりして、最悪の状態から抜け出して、

仕事に関しては少しはできるようになっていたんです。

 

家の中で、いじめや特殊な状態で成長した私だけが

問題を抱えていると思っていたのに、

まさか兄も同じだったなんて…。

 

このことで、家庭内での親との関わりが、

人間形成に与える影響の大きさを実感しました。

そして、自分と兄の愛着障害を確信することになりました。

 

思い起こせば、父や祖母にはその原因を垣間見ることができますが

長くなるのでまた別の機会に。

 

そんな愛着障害を教えてくれた岡田さんの著書が

こちらです。

 

愛着障害を知って、すぐにこれらの本を買ったり、

図書館で借りて、理解を深めようとしました。

 

 

岡田 尊司/著

-- 光文社 -- 2016.11 -- 334p

 

岡田 尊司/著

-- 光文社 -- 2011.9 -- 313p

 

 

 

やさしくわかる! 愛着障害―理解を深め、支援の基本を押さえる

米澤 好史/著

 -- ほんの森出版 -- 2018.7.15 -- 160p

 

 

最後の本は、

岡田 尊司さんの著書がすごく学びたい内容だけど、

新書サイズで読み進めるのが少し難しいこともあったので、

大き目サイズで入門書として米澤 好史さんの本も手に取りました。

 

さかのぼってみると、岡田さんはこのことにだいぶ前から着目し、

クリニックで実践されていたようです。

 

目の前のことだけ見ても本質はつかめない。

その奥の本質を見て、とらえて、そこにアプローチする

ことを提唱し続けておられます。

(回し者ではありません)

 

世の中には、症状だけに対処する方法ばかりで、

負のループから抜け出せないのも仕方ないことなんです。

 

愛着障害という概念は、本当に真をとらえていると思います。

ですが、すでにそれで育った人が後で辿り着くことが多いため、

いまさらどうすればいいのか、取り戻し方が難しいのも課題です。

 

愛着障害の基になっている”愛着理論”というのがあるのですが、

本来なら、親が子育て時に知って取り入れてほしい一番の学びかなと思います。

 

 

今の自分の状態ができたのは、自然なこと 【自分リセット】【Re-live】

こんにちは、

幻のリセッティスト  U です。

 

私は、”幻のリセッティスト” と言っていますが、

生きていない心と生きている身体で数十年が過ぎ、

いつでもいなくなれたので、そのように言っています。

 

今、生きている内に学びを活かせたらいいなと思い、

ペンを走らせています。

ここで出会えた奇跡に感謝します。

 

今日は、自分を変えるための 初めのステップ

にいいコトバです。

 

 

自分を変えたいと思ってるのに、
なかなか思うようにいかない人は、

ぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

自分を変える時に、

自分を変えるような行動をする。


でもそれだけじゃ、うまくいかないことも多い。

 

やっては、つまづいて、やっては、つまづいて…

 

その度に、自分はもうダメなんだと思い知らされるようで、

できていたこともできなくなって、

どんどん負のスパイラルに落ちることもあります。

 

でも、

大丈夫です。

 

変わらないこと、には、

ちゃんとした理由があります。

 

 

 

 

変われないのは、自分がダメだから

ではないです。

 

 

”変え方が不自然”

なんです。

 

 

まず、どうして今の自分が、
今の自分のような状態になってるのでしょうか?

 

今の自分(の状態)になるように生きてきたから、

(もしくは、そんな原因があったから)

今の状態ができあがったんです。

 

 

例えば、憧れの誰かを思い浮かべてみてください。

 

あなたは、その人のようになりたいなぁと思っています。

では、その憧れの人は、なぜその人になっているでしょう?

 

それは、その人がその状態になるような生き方をしてきたから。

シンプルです。

 

今ここにいることも、

このような身体的、精神的状態でいることも、

このような思考を持っていることも、

逆にあの人のような思考を持っていないことも…

全て、自分の置かれた環境、見てきたこと、聞いてきたこと、

感じたこと、考えてきたこと、してきたこと、

から出来上がっている。

 

あなたが、今、その状態でいることは、

(それが望むものと異なる状態だとしても)

とても自然なことなんです。

 

そして、

自分を変える方法の多くは、

原因ではなく、

”途中段階の流れを変えること”

に焦点を合わせてるものです。

 

本当の原因は、

人によって千差万別(せんさまんべつ)で、

本人にしか思いつかない事でもあります。

 

原因論だけでは、解決策としては足りないので、

原因はともあれ、こうゆう方法で解決することがあるよ

っと、

より具体的な方法論を伝えてくれていることが多いんですね。

 

世の中にある方法だけでは、自分の原因までピタリと合うものは、

見つからないかもしれません。

 

 

 

”途中段階の流れを変えること”

それは、自然に逆らう行為で、

とても労力のいることで、

またどこかに無理のかかる(不自然)なことです。

 


意識して踏ん張っている間だけは、
いいかもしれません。


でも手を離した瞬間から、また自然の流れに戻りはじめます。

 

自然というのは、そうなるべくしてなっている状態です。

そうなって当然、当たり前。

 

同じ状況下では、誰しもそうなる可能性が大きいんです。

 

 

違う結果を求める場合は、
大元(流れの原因)を変える必要があります。

 

原因そのものを変えてしまえば、

その後は、変わった状態の自然の流れが始まります。

その後に、途中段階の方法を取り入れると、

その方法がムリなく、自然にそった状態で使えたりします。

 

変える行動の前に、原因を追究しないといけないなんて…!

っと絶望させるために言っているわけではないですよ。

 

むしろ、その逆です。

 

行動を変えただけでは、

変わらないのは、当然だということです。

 



大元を変えるといっても、

一番下のボタンの掛け違いくらい、

簡単で、シンプルなことだったということもあります。

 

でも掛け違えたまま、上を正そうとしても、

労力とは裏腹にずっと失敗したままです。

 

 

今、自分の現状がイヤで、嘆いているとしたら、
それも、あなたのせいではありません。

 

そうなるべくして、生きてきたから、当然なんです。
だから、自分を責めなくて大丈夫です。

 

 

”自分を許しましょう”

という知恵は、どこかで

聞いたことあるかもしれません。

 

これも、

一言に ”許す” といっっても、

いざ行おうとしても、難しい。


なぜなら許せる要素がないから。

 

そこでも使えます

 

あなたが、今、この状態でいることは自然なことだし、
それを許せないのも、自然なことなんです。

 

もう、何もできない!

 としても、

 

それも当然のことなんです。

 

そうなる理由があるから。

 

だから、

自分を悪く見たり、責めたり、反省したり、
どうすればいいか悩んだり、嘆いたり、
悲しまなくて、絶望しなくても

大丈夫です。

 

まずは、今の状態ができたことは当たり前なんだと
知ってください。

 

そして、ただそれを受け入れる。

変わるための確実なステップです。

 

 



例えば、

自分を変えるために行動してるのに変わらない ことは、

穴の空いたホースで、がんばって水を撒いてる

のと同じ。


穴が空いているということを知らずに、

言われるがまままき続けて、

失敗して、心がやられていることと同じなんです。

 

ここで、大事なのは、

”何をどうやるか” ではなく、

”なぜ今の状態なのか” に着目する

ことです。

 

”穴があるということを知る” ことは、

未来への大きな、確実な一歩となるのは、

わかりますよね。

 

そして、穴を見つけるためには、

なぜこうなのか、と自問する必要があります。

 

 

 

 

穴が空いたままでも、

それなりにできる場合があります。

 

特に意識していなくても、

やりながら穴を見つけることもあります。

 

うまくいくなら、それでいいんです。

 

ですが、

うまくいかない、

それは自分がダメだから、と

自分を追い詰めたり、やる気を無くしたりする場合には、

 

本来の原因を知ることで、

救われたり、心の行き場ができるようになります。

 

原因から、解決策の糸口が見えるため、

絶望が希望に変わります。

 

実際に私は、

生きづらさの中、自分を恨み嘆き苦しむことしかできなかった頃、

自分の生きづらさを作る素になった原因の一つにたどり着き、

自分を責めて辛い状態から、

原因に意識を向けることができ、そのことに対して感情の持っていき場ができ、

とても救われました。

 

その原因を知ることにより、解決方法もつかめたので、

本当に暗闇に差し込んだ一筋の光でした。

 

絶望の中にあり、成す術なしの状態から、

”自分がこうなったのがこの原因によること(自然なこと)だから、

逆にそこが変われば、違う自分に(自然に)なるんだ”

と、励ます材料にもなりました。

 

原因を知ることはとても役に立ちます。

 

原因によっては、

それを知ることでしか解決できないこともあると思います。

 

私たちは、想像以上に素直に自然に生きています。

自然の向きを変えるには、ムリに力を入れるより、まずよく知ることが大事です。

 

 

・原因、つまり今の状態ができる根本的な理由を知ること

・途中の流れではなく、根本的な理由にアプローチすること

・原因を知ること自体が、自分を変えるための大きな一歩になる

 

 

ここまで読んでいただき、

ありがとうございます。

 

めんどくさがり を一瞬で治す方法:4 めんどくさいを治す まとめ

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この記事を書くにあたって、なるべく当時の記憶を蘇らせようとしました。


だけども、

言葉と身体が一体化していたあの強い感覚を思い出せなくて…


気づいてから10年以上たった今、


めんどくさいから脱出できただけでなく、

記憶からも消えかけているようです。

 

めんどくさいは、あなたの性格ではありません。


年齢は気にしなくてもいいです。

いつでも気づいた時が一番早いのですから。

 

試して、実感する。

頭に衝撃が走るのが、一番の気づきになります。

 

 

あなたのいつもの場面で、

この記事を思い出して、試してみてくださいね。

 

 

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めんどくさがり を一瞬で治す方法:3 めんどくさいを追い出そう

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コトバ癖になっていると、

何も思い浮かばない時に、

ついそれを考えたり、口に出すようになります。

 

一時期より落ち着いた感じがしますが、

「やばい」という日本全体の『コトバ癖』がありましたね。

 

強い自動思考になっていると、他の思考が入るスキなく瞬間で出てきます。

 

何か作業が出てきた時に、

自分の中に出てくる『コトバ癖』に気づくと思います。

 

その時がチャンスです。

 

反射的に考えていためんどくさいを、

ストップかけてぐっと脳に入れないようにします。

 

自動思考を止める時、

私の場合は、お腹の下あたりにぐっと力が入る感じがします。

 

自分の感情に振り回されてしまう方は、
感情を挟まずに、

淡々とやると、うまくいくかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ここで、私のことを振り返りますと、
私の場合は、生まれてからなので、細胞に溶け込むレベルで
「めんどくさい」にどっぷり浸かっていました。


日常では支障しかありません。寝る時テレビ電気消せない、歯も磨けない、
仕事でも、人一倍疲れて忙しそうなのに、人一倍できていない…


重度のめんどくさがりで、疲れやすく、突発的に動くしかできない。
(気持ちとは裏腹に身体(頭)が動けないという感じです)


自分はダメ人間なんだと日々体感していました。

        ↓ ↓ ↓

「めんどうくさい」を使わなくなった今では、
毎日歯も磨けて、掃除もいつだってできる、部屋はいつもきれいです。


私レベルで変われたので、皆さんはもっとスムーズにいくのではないでしょうか?

 

 

そして

前ページで めんどくさいの研究 を載せていますが

 

・・・・あれは仮想話です。


もし研究をしたらこんな結果が出るかなと想像しながら書きました。


コトバの効果をリアルに感じてもらいたかったので、お許しください。
(参考になる研究を探してみましたが、見当たりませんでした)

 

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