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【人生】【生き方】【HSP】【うつ症状】【愛着障害】【発達不足】【生きづらさ】【自己肯定できない】【生きながら死んでいる人用】【無意識】【脳と細胞の入れ替え】【脳内言語と回路の入れ替え】【無意識へのテコ入れ】【自分育て】【消えた自分とつながる】【思い込みへのテコ入れ】【もう一度生まれよう】【自分を塗り替える】【自分の土台】

私が思う、愛着障害の苦しみを原因から断ち切る唯一の方法

こんにちは、

幻のリセッティスト  U です。

 

愛着障害などにより、生きていない心のまま生きて数十年、

いつでもいなくなれたので、”幻”とつけています。

 

自分をリセットして、生き直すために、

これまでの体験と学びを、生きている内に少しでも形にしようと

今日もタイピングしています。

 

生きづらさと関りがある方の何かのお役に立てればうれしいです。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今日は、私が思う、愛着障害の苦しみを原因から断ち切る唯一の方法

をお話します

 

 

目次

愛着障害の苦しみを原因から断ち切る方法

愛着障害者を苦しめるもの

愛着障害の人が苦しむ理由

・放ったままだと、いつまでも終わらない

・愛着の再形成

・おまけのことば

 

 

愛着障害の苦しみを原因から断ち切る方法 は、

 

・自分と他を心理的に切り離す

 

です。

 


”他”をざっとあげてみると、        

・母
・父
・兄弟姉妹
・夫・妻
・恋人
・洋服など身につけるもの
・食べもの
SNS 
・好きな人 
・嫌いな人
・お金
・容姿

など

 

んーざっとが多い…笑

 

なぜこれらと心理的に切り離すの?

というと、

 

愛着障害者は、自分と関わる人や物に

意識的、無意識的に関わらず、強い想いが乗るんですね。

 

 

愛着障害者を苦しめるもの

 

「強い想い」

ってなんか、かっこいい言い方になっちゃったけど、

そのほとんどが、健全ではない想いです。

 

執着心や、犠牲心、不安感、強迫観念、、など

 

例えば、

愛情不足で心の奥で強く母を求める気持ちも、

いわば ”執着心” なんですね。

 

これはおそらく、

”未完成の愛着からくる不安感” が、

主な原因ではないでしょうか。

 

自分の中にぽっかり空いた大きな穴があって、

その不安感から埋めようとする衝動・心理が働く

という感じかな。

 

 

愛着障害の人が苦しむ理由

 

では、健全でない自立していない人が、

このような強い想いを持つということは、

何を意味する?

 

×強い想い → 自分を幸せにしてくれる

 ではなくて、

●強い想い → 自分を振り回して、苦しめる

 となるんですよね。

 

 

”強い想い” はなぜ苦しくなるかというと、

”愛着の穴を埋められるような結果を求める” ことからくる

”想い” であり ”強さ” だから。

 

つまり、

・出発点が不安、恐怖心 で、

・叶わないことを叶えようとしている から

苦しくなるんですよね。

 

 

例えば、

・みんなの役に立とうとする

  →承認してもらう、自己価値を感じたい

・誰にも迷惑をかけないようにする

  →嫌われない、否定されたくない

 

 

自立した人を見ているとよくわかりますが、

彼らの関り方はとても軽いです。

例えば、プレゼント渡すにしても、

渡した後、特に強い期待を抱くこともない。

 

幸せな感覚や、自分の価値を感じることは、

自分で叶えられるので、

対象との健全な ”想い” だけで関わるからですね。

 

ここまでをまとめると、

・自分と ”他” の間に無意識の強い心理が働いて

・それに振り回される形で、愛着障害の人は苦しさを感じ続ける

ところまできました。

 

ちなみに、私の感覚では、

他 = 自分の一部 という感じで、

自分と関わる人や物は、自分と同化して自分の責任のように感じてしまいます。

”他” が何かあると、自分も苦しかったり、痛かったり、

とにかく何かしないといけない感覚になったり、

ずっと考えて苦しくなったり…

 

 

・放ったままだと、いつまでも終わらない

 

この無意識の状態を放っておくと、

ずっと引っ付いたまま、

ずっと苦しみから抜け出せないまま

になってしまいます。

 

逆の流れで考えてみると、

愛着障害による苦しみを無くす ために、

→苦しみを発生させる ”他” への強い想いを手放す ために、

 →”他” を心理的に切り離す

 

切り離すって、どうやるの?

 

切り離すっといっても、

気持ち引きずったまま、はい離しました!なんて、

目をつぶって捨てるみたいなのでは、

もちろん意味がないですよね。

 

遠ざけてても、見ないようにしてても、

心理的に引っ張られてれば、それはしっかり振り回されてます。

 

切り離せると、むしろ真っすぐにあるがまま見れるようになります。

 

 

切り離す は、

(何か対象の物があるとして)

自分とそれを区別する という感じです。

 

今までは、それのことを自分の中に置いて考えるくらいだったのを、

自分とそれを別のものとして、扱います。

それを自分の中からなくしたら、それのことを考えるのもやめましょう。

考える必要がある時、考えればいいんです。

それ以外は考えない。考える時間は自分に使う。

 

こんな表現で、わかるかな?

 

そうして、

切り離すと、

自然に自分と ”他” を分けて考えられるようになります。

 

”他” で何か不都合があっても、

自分を混ぜずに、”他” だけのものとして、とらえられます。

 

切り離せば離すほど、

自由になります。

 

 

少し私のことをお話すると、

私は、長い間、父に強い感情を抱いていました。

父の脳内はマイナス言葉と複雑な思考でできています。

おそらく育った環境で形成されたのは間違いないですが、

もう性格と信じており、日々マイナス思考を強化しています。

父と関わるのは(考えるだけでも)マイナスの毒を浴びる苦しみが伴いました。

自分の感情が持っていかれないように、気にしないようにしたり、

心理的にシャットアウトしたりして、接していました。

私を作った原因は、父の毒なのはわかっているので、

からしてみると、

父には恨みを伴いながらも、普通に接しないといけない、

人並みに生きれない私は自分でもつらいのに、

体裁を気にするばかりで私を育てるではなく否定するなど、

 

おそらく父も似たように育ったのでしょうが…

私には父しかおらず、私の脳内は父の言葉の影響を受けて、

その苦しさは呼吸困難になるほどです。

 

でも、父を切り離すことができるようになったら、

接する時にがちがちにプロテクターつけなくても

普通に関われるようになったのです。

 

相手の投げた爆弾もひらりとかわせるくらい、

軽く接することができるように、なりました。

 

もう

父に反応して苦しくなったり、強くあたったりする

こともありません。

父のことを変えようとも思いません。

 

父の問題と私を切り離せました。

私の問題と父を切り離せました。

 

これが自立というものなのかな と思います。

 

長くなりました(^^;

というわけで、

 

愛着障害を乗り越える方法として、

 

愛着不足による苦しいつながりを

 

「切り離す」 ことが

 

とても有効で、

自立し、また愛着から解放されるための

根本的な解決方法

だと思います。

 

「切り離す」という原理は、

文字だけ見ると簡単そうですが、とても深いことです。

 

頭の電球がピカッ!と光るように、

今後も色んな表現で伝えていきたいです。

 

 

・愛着の再形成

愛着を取り戻す方法として、

愛着を再形成する というのもあると思いますが、

自分以外の誰かを必要とし、

うまくいかないと、相手も含めやられる危険もあります。

どれだけ強力なパートナーがいたとしても、

人はロボットではないので、気持ちに身体がついていけないこともあります。

 

なので、一旦、母子的な愛着を求める気持ち自体をリセットして、

それから、自分とパートナーとのムリのない心地よい愛着を作っていけたら

いいのではと思います。

 

たとえ母子的愛着が今後一切ないとしても、

本当の問題なのは、それを求め続けることです。

母子的以外の愛着の形でも、安定や、幸せを感じることが

本当の愛着障害の解決であると思います。

 

 

 

・おまけのことば

幸せに生きるための原理や本質は、

とてもシンプルなことで出来ています。

 

愛着障害に関わらず、

生きることに対して複雑なことをして、うまくいかないというのは、

むしろ自然なことです。

 

できないことを無理にがんばるのは、

川の上流で流れをせき止めるくらい、

労力と不自然な力を加えることなんです。

 

それをするのは本当に必要な時だけで、

むやみにやるものではないんです。

 

しかしながら、

愛着障害などの、”内面の障害” を抱えている人は、

川の上流で流れをせき止めるくらいのことをみんなはしてるんだ、

私たちはそれをしないといけないのにできない、

と思ったりします。

 

けれど、実際は、

みんなの場合は、細い下流の流れを止めるような

力の入れ具合だったりします。

 

私たちは、私たちにとって自然な段階があります。

世の中の情報にムリに当てはめようとして、

できなくても、大丈夫です。

自分に合った、できれば原因に直接アプローチする

無理なくできる方法を見つけて行うことで、

自然な形で方向転換できるようになります。

 

ただでさえ複雑な苦しみを、

二重、三重に増やしてしまわないよう、

方向を見極めて、ムリなくアプローチしてくださいね。