みんなと同じようにできなくてもいい
【みんなと同じようにできなくてもいい】
主に事務仕事をしている頃、私にはミスが多いことに気づいたの。
確信をもって言ったことが、覚え間違いしていたり、
やったと思っていたことが処理できていなかったり。
頼まれものを渡しに出て帰ってくると、渡した先の状況が頭から消えてて、
報告話もろくにできない。
次にやるべきことが全く想像できなくてバラバラの動き。
みんなと同じような動きで、普通にできてる風にしているけど、本当はすっからかん。
恥をかきたくない気持ちと、コトの重要さがわかっていないから、
できない自分にフタをする。
あとは、あまりにも未熟すぎて何を聞いていいかも不明だった。
職場には本当めいわくな存在だったと思うわ。
危機感を感じた私は、職場の人たちを観察したり、本を読んだりして少しずつコツをつかんでいった。
私の頭の中に仕組みを作ることがまず必要だった。
誰もそんなことまでメモしない、っていうことまでメモをするようになった。
担当者へ伝達すれば私の仕事は完了ということでも、伝える前に頭にはっきりあるうちに要点を走り書きした。
ミスは起きるべく起きている。
人一倍、頭の中が幼いことは致し方がない、
見たは同じだけど、私はみんなとは違う。
私には私のやり方が必要なんだ。
そしてそれは、いままで雑にしていたことを、一つ一つ丁寧にすることだったり、
確実に処理できた。という確認を当たり前にすることだったり。
みんなと同じようにできなくてもがっかりすることはないの。
かっこ悪くも、恥ずかしくもない。
同じ目的をみすえていれば、どんな方法だっていい。
自分に必要なやり方をすればいい。
でも、目的をちゃんと見れていない上司がいたら、
見慣れないやり方を頭から否定してくるかも。
そんなときは、職場を変えることをおすすめするわ。